この時期、朝晩と日中の気温差が大きくなり、樹木が彩られることで四季の変化を感じられる方も多いのではないでしょうか。
竜王公園では「モミジバフウ」が黄色やオレンジ色に色づきはじめています。イチョウと同じく鮮やかな色合いとなり、街路樹に多く使われていることで、街中でも目にされることも多いのではないでしょうか。
モミジバフウは、別名アメリカフウとも呼ばれるマンサク科の落葉高木で、20mを超える高木です。日本には大正時代に渡来した樹種で、享保年間に渡来したフウよりも多く植樹されています。4月に咲いた花は、11月中旬には直径3~4cmの球形でサビ色に熟した集合果となり、樹木の足元にたくさん落下します。公園内の園路にも毎年たくさん落ちているのをご存知の方も多いと思います。クリスマスツリーの材料にも使えますので、ご来園の際にはお子さんと一緒に集めてはいかがですか。